国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)未来社会創造事業「顕在化する社会課題の解決」領域 公開シンポジウム『複雑化する社会課題解決の道筋を探して』開催のお知らせ

以下のお知らせが届いておりますので,ご案内します.

世界的な食料危機や枯渇性エネルギーからの早期脱却,生物資源の過剰消費など,私たちが直面する社会課題の深刻さは年々顕著になり,相互に関連して複雑化しています.本シンポジウムでは,こうした社会課題の解決に向けて奔走する実プレイヤーから事例紹介していただくとともに,令和4年度よりJST未来社会創造事業「顕在化する社会課題の解決」領域で研究を開始した未来を担う5名の研究者が研究内容を紹介します.

どなたでもご参加いただけます.この機会にぜひご参加ください.

開催概要:
【日 時】2023年3月3日(金) 13:30~16:30
【会 場】オンライン(Zoomウェビナー)
【参加費】無料
【主 催】国立研究開発法人科学技術振興機構

プログラム:
13:30~13:40 開会挨拶/未来社会創造事業「顕在化する社会課題の解決」領域概要説明
 高橋 桂子 運営統括
 (早稲田大学総合研究機構グローバル科学知融合研究所 上級研究員/研究院教授)
13:40~14:10 基調講演
 杉山 範子
 (名古屋大学大学院環境学研究科附属持続的共発展教育研究センター 特任准教授)
14:10~14:30 研究開発課題紹介
 発電と農業を融合した太陽光エネルギー有効利用システムの開発
 家 裕隆(大阪大学産業科学研究所 教授)
14:30~14:50 研究開発課題紹介
 開花時刻調節で変わる未来の作物生産
 石丸 努(農研機構中日本農業研究センター 上級研究員)
14:50~15:00 休憩
15:00~15:30 基調講演
 「絶対むり!」な昆虫由来の素材開発と普及へのアプローチ
 松居 佑典(株式会社BugMo 代表取締役)
15:30~15:50 研究開発課題紹介
 都市代謝系と沿岸生態系が融合した循環型エネルギー・食料生産システムの構築
 藤原 拓(京都大学大学院工学研究科 教授)
15:50~16:10 研究開発課題紹介
 「自然を大切に」が当たり前の社会に向けて
 – ネイチャーポジティブを実現する環境社会統合影響評価
 馬奈木 俊介(九州大学大学院工学研究院 主幹教授)
16:10~16:30 研究開発課題紹介
 バイオマスを基にした物質・エネルギー循環技術の実現
 藪 浩(東北大学材料科学高等研究所 ジュニア主任研究員 准教授)
16:30~ 閉会挨拶

参加方法:下記URLから参加申込フォームにアクセスし,お申し込みください.
     https://www.jst.go.jp/mirai/jp/program/social-challenge/event-20230303.html