作物学会では、学生からベテランの研究者までがそれぞれに活躍する、活気ある活動を目指しています。中でも若手研究者は、研究活動の場を国内外に広げていこうとする重要な時期に、キャリアと結婚・子育ての両立の問題に直面することが多く、学会ではこうした若手・男女の活躍を応援するため、ワーキンググループでの検討を行っています。
これまでの活動として、講演会における託児所の開設(事務局への依頼)、ミニシンポジウムの企画および実施、講演会誌における学生の学年表記等に関する提案、同じく講演会誌スリム化に関する提案、Plant Production Scienceにおけるレヴューの企画(PPS 17: 111-123)があります。また2014年9月の8th Asian Crop Science Association Conference(ACSAC)におけるYoung Scientist Meeting、2017年6月の9th ACSACにおけるYoung Scientist Forum in Asiaを企画・共同開催し、アジアの若手研究者との相互交流を進めてきました。さらに、家庭生活と研究・教育活動の両立について、子育て世代の学会員によるリレー寄稿文のページを開設しました。ぜひ、一度訪れてみてください。
今後とも様々な活動を企画し、実施していきたいと思いますので、ご意見があればWG座長(okamum@affrc.go.jp,メールの際は@を半角に変更してください)、あるいはお知り合いのWG委員まで連絡をお願いします。
作物学会では若手有志による若手の会もあります。こちらには参加者の独自性を尊重して、学会あるいはWGからの干渉は行っておりません。講演会における小集会の開催を中心に非常に活発な活動を行っていますので、興味のある方は「日本作物学会若手の会メーリングリストsakumo2」管理人(hashida@takasaki-u.ac.jp,メールの際は@を半角に変更してください)を通じて連絡をとってみてください。